第二回 直伝~特別稽古~in日義義仲ホール

押忍。本日、第二回 直伝 特別稽古が義仲ホールにて行われました。宗家のアドバイスをオンラインにて頂き、気合とやる気充分の稽古生たち。本日の実技は立ち方、その場基本の手技(1時間30分)と、型:基本1~4・誠真・太極・平安全種(1時間30分)。前半は上垣外師範代の細かな解説指導による立ち方とその場基本の手技から始まりました。普段の稽古では中々体験できない細部にわたる指導に稽古生たちは全集中で稽古していました。立ち方に関しては普段実践している各自の立ち方が本来の立ち方と微妙に違っていることを自覚できたのではないかと思います。 また、上垣外師範代が要所要所に問いかける指導に答える稽古生たち。中でも「立ち方三年」の問いかけに「柿八年」と答える稽古生たちに宗家イズムを感じました。 手技は下半身の連動(正しい立ち方)を意識し技を出すことに意識しながらの指導。引手の位置、ひねり、拳の握り方、手刀の形、狙う急所、技を出していくときの軌道などを意識しながら、ゆっくり4本打ってから早く10本打つ稽古方法で行いました。「その場基本は意識をもって実践することが重要である」ということが改めて大切だと稽古生全員に伝わったと思います。

後半は北澤師範による型の指導。前半上垣外師範代からご指導いただいた立ち方と手技を生かすことに意識しての指導でした。基本稽古で培ったものを型に活かすことの重要性を感じた稽古ができたと思います。予定では三戦、転掌を打つはずでしたが、平安全種に変更し、締めくくりに三戦立ちの運歩法をみっちり稽古し次回に繋げることになりました。

残暑厳しい中でしたが、会場が木曽川に隣接しているため心地よい風が吹き込み、集中して稽古ができたと思います。マスクを装着しての稽古で大変だったと思います。稽古生の皆さん、本当によく頑張りましたね。お疲れさまでした。明日からの稽古に活かしてくださいね!   押忍。